[IoT & PLC] スマートフォンでPLCを制御する – Bluetooth編

技術の発展によってIoT化が進んできた現在、スマートフォンは様々な分野で使用されています。

IoT化において、非常に重要な工程と言えるのがIoTシステムの構築です。

今回は、産業現場などで多く使用されているPLCを、スマートフォン(Bluetooth)で制御する方法をご紹介します。

スマートフォンでPLCを制御して、より便利にシステムを構成してみましょう。

 

使用した製品

使用した通信方式
無線Bluetooth通信

使用したアプリケーション
https://m.apkpure.com/bluetooth-controller/apps.BTから「Bluetooth Controller」アプリをインストール

構成はこのようになります。
PROPLCと通信拡張ボード(Bluetooth-LINK)を連結して
スマートフォンのBluetooth制御アプリ(Bluetooth Controller)を使って、PROPLCと連結されたBluetoothをペアリングしました。

ペアリング後、各キーパッド設定をし、Bluetooth-LINK(PROPLC)にデータを伝送します。
Bluetooth Controllerのペアリング方法や使用方法などについては、Bluetooth-LINK : Bluetooth-LINKを利用したデジタル出力制御をご参照ください。

Bluetooth(PROPLC)は無線データを受信し、それぞれに合う出力をリレーでON/ OFFします。

PROPLCと通信拡張ボード(Bluetooth-LINK)を連結します。

アプリで’SCAN’を押せばBluetooth製品名が一覧に表示されます。
私はMODLINK_D12という製品名で、予め登録をしておいたので上のように一覧に表示されました。

※初めてペアリングをさせる時は’NULL’という製品名で一覧に表示されることがあります。

ペアリング後、’SET KEYS’より各ボタンの名前とデータを設定します。
PROPLCプログラムを構成する時に、各番号に合うように出力されるソースコードを組んだので1,2,3,4でデータを設定します。((EX)データ1-> RELAY 1ON/データ2-> RELAY 2ON… )

ソースコードは以下よりダウンロード可能です。

inoファイルダウンロードはこちら ⬇︎

データ設定後、ボタンをタッチするとリレーのLEDが点灯するのを見ることができます。
今回ご紹介した方法は、産業現場や教育現場などで簡単に使用できる方法です。