VRF-LINK 基礎例題(無線RF通信)

VRF – LINK

VRF-LINKはVITCONのVRFモジュールであるVRF-100Aを利用できるモジュールです。
VRF-100Aは424MHzの周波数帯域で使用できる無線RF通信のモジュールです。

VRF Control Panelプログラムを使って簡単に設定を変更することができます。

IoT-MODLINKにVRF-LINKを接続してみます。

上の図は基本的なVRF-LINK装着の様子です。ボードに繋がっている黄色のコネクターにアンテナを接続して使用します。

※アンテナは別売り-ダイポールアンテナ 小(通信距離 最大800m)
マグネットアンテナ 中(通信距離 最大1km)、 マグネットアンテナの大(通信距離 最大2km)

 

1.VRF Control Panel プログラムのダウンロード

VRF-100Aモジュールの設定変更のためにVRF Control Panelを使用します。
(AT Commandでも設定が可能です)

 

2.VRF-LINKを装着したIoT-MODLINKをPCに接続させた後、
ポート番号とBaudRateを設定し、Connectボタンをクリックして接続させます。
そして、設定値を変更した後、設定アップデートのボタンをクリックして変更を適用させます。
(設定の読み取りは現在のVRFモジュールの設定値を読み取ります)

 

3.簡単なコードをアップロードさせます(通信を行うため、送信/受信をそれぞれ異なるボードにアップロードさせます)。
スケッチの添付ファイルを参照 – 送信:VRF_S.ino / 受信: VRF_R.ino

送信

受信

送信部の7、8番ピンの入力値がHIGHであれば、それぞれ受信部の6、7番ピンがHIGHになります。

こちらの例題では送信部と受信部のBASE-D16ボードD2、D3の所にVRF-LINKを装着し、

送信部のD6、D7の所にTACT-LINKを装着して D8、D9の所にSELECT-LINKを装着しました。
そして、受信部のD8、D9の所にはRELAY-LINKを装着しました。

動画

今回の例題による動作確認の動画です。

アンテナを使用しないと、通信距離は30cm程度の距離でしか通信できません。
こちらの例題では、下の図のようにダイポールアンテナ(通信距離 最大800m)を使用しました。