EVC-LINK / SENSOR-LINK 基礎例題

EVC – LINK

EVC-LINKはBASE-D16に+7V~+30Vまでの外部電源を供給できるモジュールです。
外部電源の供給とボード内部の電源5Vを同時に供給します。


SENSOR – LINK

SENSOR-LINKは外部電源を利用して産業用の12~24V DCセンサーの使用が可能なモジュールです。
そこで、BASE-D16ボードにSENSOR-LINKEVC-LINKを一緒に使用してセンサー値の入力を受けてみます。

 

1.近接センサー
こちらの例題で使用するセンサーはオートニクスの近接センサーPR12-4DNです。

このセンサーは、次の図のようなセンサーで、VCC(DC12~24V)、GND、OUTの3つのピンがあります。

 

2.SENSOR-LINKとの接続

近接センサー SENSOR-LINK BASE-D16
VCC ———— VCC ———— EVC1 / EVC2 (選択可能)
GND ———— GND ———— GND
OUT ———— S1 ———— D4

SENSOR-LINKには次のようにEVC1、EVC2を選択するスケッチがあります。
BASE-EX16拡張ボードの外部電圧を使用する時は、EVC1 : 12V、EVC2 : 24V などに供給されますが、
今回は EVC-LINKと24Vの外部電圧を使用するのでEVC1、EVC2のポートなどに拘らず、24Vを供給します(使用した外部電圧の分だけを供給する)。
どのポートを使用するかは、EVC-LINKと合わせなければならないので、ここではとりあえずEVC2ポートを使用します。

 

3.EVC-LINKを接続
24VのアダプターをEVCモジュールに接続してショートキャップEVC2に差し込みます。
リンクはA6、A7番の所に差し込みます(選択可能)。


 

4.ソースコード
Arduinoのスケッチを開いて次のように作成して、UPLOAD-LINKまたは、USB-LINKを使ってUNO-LINKにアップロードします。

 

今回の例題の動作確認動画です。
近接センサーで物体を認識すると、SENSOR-LINK S1の方の LEDが点灯して、
シリアルモニタでdigitalReadの値が1になるのを確認することができます。

動画